フェスティバルのオールスターは、演奏者だけでなく楽器もオールスター💫
演奏する様々なミニピアノは、19世紀から20世紀初頭に製造された個性豊かなミニピアノやオルガンやダルシトーンなどずらりと並び、まるで楽器博物館!
実際の博物館では音色を聴くことは叶いませんが、昔作られたミニピアノのあたたかい音色をお楽しみください。
※会場に運ぶ楽器は、10月中旬まで変更することがございます。
楽器目録
ピアネット
日本楽器
1923年代
49鍵
大正期に製作された 49 鍵のピアネット。資料に「永 い間、多くの方から要望があった小さなグランドピア ノを完成させた。気にいる事まちがいない。」と記さ れており、当時の職人が小さなグランドピアノを夢見 て、やっとの想いで完成させた自信作の様子がうかが える。
PIANOPIA
ミニピアノ
河合楽器
Country:日本
Build:c.1930
Keys: 40鍵
世界最小の本物のピアノは技術者の河合小市が 開発しました。
ピアノが高価だった大正期、日本の家屋に合うサイズのピアノを作れば 、各家庭に普及するのではないかと 技術者たち が小さなピアノの開発に挑戦して誕生しました。
MY MINIPIANO
川口成彦
keipyan
ミニピアノ
河合楽器
Country:日本
Build:c.1930
Keys: 51鍵
MY MINIPIANO
砂原悟
PIANOPIA
ミニピアノ
河合楽器
Country:日本
Build:c.1948
Keys: 40鍵
PIANOPIA
マスコットピアノ
河合楽器
Country:日本
Build:c.1948
Keys: 49鍵
PIANOPIA
ミニピアノ
松本楽器
ハルモニウム
DEBAIN
Country:フランス
Build: c.1860
Keys: 37鍵
足踏み式「リードオルガン」の原型楽器。
貴婦人が私室で楽しむ為に作られたハルモニウム。
19世紀に入ると、ヨーロッパでは、宮廷や教会などの広い場所だけでなく、サロンや家庭でも音楽が楽しまれるようになり、パイプオルガンより手頃なサイズの楽器 開発が進みました。
1842年にフランスのアレクサンドル・フランソワ・ドゥバン が考案した、ペダル操作により空気を吹き出してリードを振動 させる仕組みのオルガン「ハルモニウム」を世界で初めて完成させた。
PIANOPIA
ダルシトーン
Thomas Machell & Sons
Country:スコットランド
Build: c.1860-c.1910
Keys: 61鍵
発音体が調律や医療などに使われているU字型の「音叉」
鍵盤を弾くとフェルトハンマーが音叉を打ち発音する仕組み。様々な場所で演奏できるように脚部分が折りたたみできます。
当時は、オーケストラでも用いられ、チャイコフスキーが「くるみ割り人形」などを作曲したり、多くの音楽家がダルシトーンの為の曲を書いた。
PIANOPIA
リードオルガン
日本楽器(現ヤマハ)
Country:日本
Build:c.c.1923
keys:39鍵
愛称は「金魚オルガン」。足で運んだ「風」によって息をし、歌いはじめます。優しく心にしみる音色です。アメリカから宣教師たちが渡ってきた明治初期に、折りたたみオルガンやベビーオルガンを持ち込んだことから、日本のオルガンの歴史が始まりました。
PIANOPIA
トイピアノ
マーキソフォン
Country:アメリカ
Build:c.1912
4コード+13鍵
ギターとハンマーダルシマーを合体させたような鍵盤付きチターは、アメリカのニュージャージー州で、ヘンリー・チャールズ・マークスが発明した。左手でコードを、右手の鍵盤を抑えるとマンドリンのようなトレモロ音がします。
ピアノリン
5コード+12音
Country:アメリカ
Build:c.1912
1台に2つの楽器を合体させた面白い楽器を開発していたマークスのいくつかの発明楽器の1つ。左手の5つのコードと、鍵盤の上をバイオリンの弓で奏でると、演奏できる楽器。
タイパチューン
Alexander Rose
Country:スイス
Build:c.1946
32鍵
タイプライター型のトイピアノ。元宮廷速記者のローズが 玩具メーカーの娘と結婚し、開発した楽器です。理学 療法治療にも使用されました。ローズが編曲した楽譜 付きです。
Schoenhut
Trinity Chimes
Country:アメリカ
1910年代
8鍵
シェーンハットの初期に作られたトイピアノのひとつ。はる か昔の教会の鐘が鳴るかのようです。
Michelsonne Paris
Country:FRANCE
Build:c.1939
25keys
トイピアノ愛好家なら一度は手にしたい仏のヴィクトル・ミシェルによって作られたトイピアノ。
1970年火災により工場が焼け廃業するまで、
美しい音色のトイピアノを製造した。木製鍵盤と木製ハンマーが採用された初期のレアモデルで、鍵盤部は収納可能です。
メルツェル社のメトロノーム Country:FRANCE
Build:c.1920
古くは「標準テンポ=脈拍」だった曲のテンポ。メトロノームの登場によりテンポの革命が起きます。
メトロノームは、17世紀末からガリレオ・ガリレイの振り子の動きをヒントに原型が考案され、1815年にドイツ人の機械技師メルツェル氏により特許が取得され、パリで生産がスタートします。メルツェルは友人で難聴のベートーヴェンに耳のトランペット(補聴器)を製作し、メトロノームも使ってもらうと、ベートーウェンは数字で理想のテンポを示せるメトロノームを大変気に入り、音楽史上初めて楽譜にメトロノームテンポを記しました。そして積極的に自作曲に取り入れ、その後多くの作曲家たちがメトロノームによってテンポを指定するようになります。ベートーヴェンは、今もメトロノームの形をした墓石の下で眠っています。
大聖堂の手回しオルガン
J. Chein & Co. Country:USA
Build:1930
こちらもオルガン仲間。20 音のリードが内蔵されて おり、ハンドルを回転して風をおこし発音します。 まるで石造りの大聖堂の中でオルガンに酔いしれてい るような、美しい余韻のハーモニーを奏でます。 実際に、18 世紀の教会には「ふいご職人」が存在し、 風を送風しオルガン演奏していた。 アメリカらしいパロディっぽいユーモアさも良き。
Schoenhut
c.1900
燭台付トイピアノ
グロッケンタイプ
♦︎PIANOPIAについて♦︎
アンティークピアノと足踏みオルガンなど歴史的鍵盤楽器の修復専門店です。古いピアノやオルガンの美しい音色をたくさんの人に知ってもらうため、音楽愛好家に伝えるとともに、広報活動や文化を守る音楽遺産の継承をおこなっています。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から